国際建設技能振興機構(FITS)の巡回指導とは何か

ブログ

国際建設技能振興機構(FITS)の巡回指導とは何か

2025/05/23

2025年5月27日最終更新

国際建設技能振興機構(FITS)の巡回指導とは何か

お世話になっております。
行政書士葛飾江戸川総合法務事務所の糠信 一善(ぬかのぶ かずよし)です。
本日は、
国際建設技能振興機構(FITS)の巡回指導とは何か
について紹介いたします。

尚、皆様の閲覧時にサイトが重くならないように、画像の画質を落とす処理をしてあります。
あらかじめご了承ください。
その代わり、サクサク画面遷移しますし、スクロール時もカクつきません。
皆様のデータ通信量を抑えます。

巡回指導とは

早速ですが…、巡回指導について説明していきます。
巡回指導とは、JACから委託を受けて、FITSが全ての受入企業に対し、原則として1年に1回以上、実施しているものです。
そして、外国人の適正な就労環境確保のため、企業は、その巡回指導を受け入れる義務があります。

なるほど…。
原則1年に1回以上の巡回訪問があり、企業はそれを受け入れる義務があるのですね。
となると…、FITSはJACから委託を受けているのですから、巡回訪問について情報共有がなされているのでしょうか…?

巡回指導の流れ

そうですね…。
どの程度情報共有されているかは公開されていませんが、巡回指導の結果は国土交通省とJACに報告されています。

巡回指導の流れですが、

1 FITSが受入企業を訪問し、役員、受入れの責任者と面会
2 賃金台帳等、関係書類の提出を求め、国交省に認定された計画通りの就労がなされているか等についての確認
3 企業への外国人受入れに関するアドバイスの実施
4 外国人と面談し、就労環境、賃金の支払状況、悩みの有無等について、母国語で直接コミュニケーション(企業の同席はありません)


となります。

見た感じ、色々確認するんだね。
役員と受け入れ責任者との面談があり、賃金台帳などの書類の確認…、そして、企業側が同席しない外国人との面談…。

そうなんです。

補足です。
FITSと外国人の面談は巡回指導において必須です。
また、面談の時間を休暇扱いなどにはせず、業務の一環としての対応を求められています。

ということは…、実務的には、面談している時間は休憩時間ではなく、業務の一環として行われているなら、外国人に、
「面談に使った時間分、後で働いてください。」
ということはできない
、ということだね。

そういうことになります。
あくまで業務の一環です。

尚、下の画像の6-5に今お伝えした内容が掲載されております。
よろしければご確認ください。

巡回指導の連絡

ところで…、巡回指導っていつ行うのか、という連絡だけど…、どうやってFITSから連絡が来るの…?

はい。
巡回指導の連絡がどのように来るのか、ですね。
連絡手段の確認は大切ですね。

巡回指導の連絡は、FITSから、外国人就労管理システム(建設特定技能受入計画)に登録した、受入企業のメールアドレスにEメールで連絡が届きます

下の画像にもありますように、Q&Aでは6-6にその回答が掲載されています。

なるほど。
まずは外国人就労管理システム(建設特定技能受入計画)に登録されているメールアドレスにEメールで連絡が来るんだね。
もし、メールアドレスがなければ、電話がかかってくるのかもしれないね。

一般財団法人国際建設技能振興機構(FITS)とは

巡回指導について説明してもらいましたが、その巡回指導を行っている一般財団法人国際建設技能振興機構…、FITS…?
聞いたことないですね…。
これは何の団体なのでしょうか…?

そうですね。
普段は聞いたことがない団体名だと思います。
建設特定技能の外国人を受け入れた後に関係してくる団体です。
受入企業としては主に巡回連絡で関わってくると思います。

国土交通省の公式資料を参考にしながら説明していきます。
下の画像は国土交通省の公式サイトです。
下の画面から、よくある質問の、制度全般をクリックします。

Q&Aの2025年4月4日版

Q&Aの2025年4月4日版になります。
この画面を下にスクロールすると、国際建設技能振興機構(FITS)や今回の巡回指導のことについて書かれています。

一般財団法人 国際建設技能振興機構(FITS)とはどのような組織か

まずは…、巡回指導を行っているFITSとはどのような組織なのか…です。
正式名称は、
一般財団法人 国際建設技能振興機構で、FITSは略称になります。

一般財団法人 国際建設技能振興機構は、下の赤い枠の6-4に書かれていますように、
JACから委託を受け、
受入企業に対する巡回指導
・外国人就労者との面談
・外国語相談ホットラインの運営
・新たに特定技能外国人として就労を開始する者に対し、受入れ後講習
を行っている組織
です。


 

ふむふむ…。

FITSは国際建設技能振興機構といって、JACからの委託を受け、
・受入企業に対する巡回指導
・外国人就労者との面談
・外国語相談ホットラインの運営
・新たに特定技能外国人として就労を開始する者に対し、受入れ後講習
を行っている組織

なのですね。
要は…、建設特定技能の外国人の方々のためにあるような組織でしょうか…?

仰る通りです。
下に国際建設技能振興機構(FITS)公式サイトのトップページの画像と、公式サイトのトップページへ行けるボタンをご用意しました。
気になる方は実際の公式サイトもご覧ください。

なるほど…。
国際建設技能振興機構のFITSについてはわかったよ。
ところで…、そもそもJACって何だい…?
JACという言葉も今回のブログの始めから出てきていたけど、FITSやJACとか…、アルファベットだけじゃわからないよ…。

確かに…、そもそものJACがわからない、ということですね…。
失礼いたしました…。

JACは、一般社団法人建設技能人材機構の略称になります。
JACは2019年4月から建設分野における特定技能外国人の適正で円滑な受入れを推進しています。
主な業務として、
・評価試験の実施
・無料職業紹介事業の実施
・建設分野特定技能外国人の適正な就労環境確保のための適正就労監理業務
を行っています。

下に公式サイトのトップ画面の画像と一般社団法人建設技能人材機構JACの公式サイトへ行けるボタンを掲載いたします。
JACの詳細については、公式サイトでご確認いただけます。

なるほどね…。
少しわかった気がするよ。
まずは、日本語の正式名称をちゃんと覚えないとね。
FITSは…、……、え~と何だっけ…?
JACは…、……、あれ…、何だっけ…?

……。

……。

FITSは一般財団法人国際建設技能振興機構です。
JACは一般社団法人建設技能人材機構です。
無理に長い正式名称を覚えなくても大丈夫です。
建設技能〇〇機構、という部分は同じなので、わたくしは『振興』機構はFITS、『人材』機構はJAC、という風に覚えています。
まぁ…、どちらかというと、FITSとJACは略称で覚えてしまって、どういう活動をしているのかを覚えた方がよいと思います。
日本語の正式名称よりも、アルファベットの略称の方が普段使われている印象が強いです。

そうだね。
無理に長い日本語の正式名称を覚えなくてもいいんだね。
やっぱり長い名前は覚えにくいね…(笑)。
普段使われているアルファベットの略称から覚えるようにするよ。
あとはどういう活動をしているのか…もね。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。